ブログ記事

売れてる曲の歌詞を分析して、『黒い羊』の中毒性について考察してみた

気が向いたときの恒例の”wiki散歩”
せっかちで飽き性のぼくが何か気になったことを調べて掘り下げるのに集中力が持つ時間は3分から、めちゃくちゃのめり込んでも90分程度。そんなぼくにとって、wikipediaほどありがたい存在はない。思考においては正確さの前に、自由さを大事にしたいので、興味があることを知りたい順番に調べていくのが一番ぼくに向いてるスタイルなんですよね。

今日のwiki散歩は、昨日書いたブログの「欅坂46の『黒い羊』って曲は、中毒性があるのか?」ってことについて。

それについて掘り下げる前に、ぼくがずっと前からやりたかったことは、「売れてる曲の歌詞分析」。音楽には全然詳しくないし、普段は作業しながら流し聞きして、歌詞よりも音を聞くタイプなので曲は知ってても歌詞をほぼ理解してないタイプなんですよね。でも、ビジネス書、自己啓発本であれば売れやすいテーマがある程度あるように、曲でも王道があるはずだし、たぶんこうだろうな・・・ってなんとなくなアタリだけついてる。でもちゃんと調べたことがないから、サクッと手抜きして調べてみた。深夜2時から(笑)。

 

手順は簡単。

  1. まずこのサイトから2019年の邦楽の年間ダウンロードランキングを調べる
  2. それらをエクセルにまとめて、順番に歌詞を調べていく
  3. 歌詞からどんなジャンルの曲なのかを調べる

 

で、結果がこれ。

やはり!って感じ。
でも、ここまで恋愛ばっかりとは思わなかった。そして、失恋のときの痛みや傷を歌った曲のが多いんだなってのも、へーって感じ。

あとは、主旨からズレるけど、米津玄師さん強すぎでしょ。だって、『Foorin』と『まちがいさがし』も彼のプロデュースだから10曲中6曲って。

ここで、さらに米津玄師本人の曲と、菅田将暉、パプリカへの楽曲は、もちろん世界観やトーンが全然違うものになってるので、”個性を活かしたプロデュース術”についてはまたどっかで調べたくなった。

 

そして、このランキング調べが終わった後に、2019年日本レコード大賞、優秀作品賞を獲ったらしい欅坂46の『黒い羊』の歌詞を見直したけど、もちろん恋愛じゃない。さらに、歌詞の中に「放課後の教室は苦手だ」って歌詞が出てきてるから、ターゲットが完全に中高生に絞られてる。他の人は、もっと広いターゲットに響きやすくするために、抽象度をあげた歌詞になっていて、だからこそランキングが上位にくると思うんだけど、この曲は相当かなり異質性がある。

で、ここで気になったのが、欅坂46というグループにおけるこの曲の位置付け。ってことで、今度はwikiさんで、これまでの流れを調べ、シングルが8曲出てることが分かったので、それらの歌詞をひとつひとつ調べてみる。

調べて、やっぱ秋元さんってすごいなーって。このグループには明確に絞り込まれた対象がある。だからずっと、マスや社会に染まらないマイノリティである存在に対して、歌詞が書かれてある。恋愛の曲が1つだけあるけど、それでもこの一貫性は変わらない。

 

これ見てて、昨日初めて読んだSoup Stock Tokyoのブランドづくりについて書かれたこの記事のことを思い出した。(Soup Stock Tokyoが「スープのことを言わない」デザインをする理由 “らしさ”を生み出すクリエイティブの考え方

ぼくは、世界観は「異質性と一貫性」が共に高ければ高いほど強くなるって思ってるけど、欅坂46についてはまさにこれなんだなと。だから、『黒い羊』に中毒性があるんじゃなくて、この欅坂46っていうグループが醸し出す世界観に中毒性がありそうだってことが分かった。

あとこれも知らなかったけど、欅坂46は7月中旬にグループ名を変えて再出発することを発表したとのことで。8曲すべてセンターで象徴的存在だった平手友梨奈さんが脱退してから半年後のこのタイミングで、リブランディングをしかけにいってる秋元さんが次にどんな手を打つのかちゃんと見ないとな、と。

 

そんなわけで、なんとなくwiki散歩して1時間ぐらい経つと、こうやってどんどん気になることが出てくるので今日はここまで。「何が中毒性を生み出すのか?」という問いへの言語化はまだ保留中なので、できたらまた書きます。

いや、やっぱり深夜のwiki散歩最高っす。

あなたにとって、中毒性があるミュージシャン、グループがあったらぜひ教えてください。それをまたwiki散歩のための肴にして、どっかでレポします。

 

 

※曲のジャンル分けから始まり、上の内容は主観で書いてるのに、個人の遊びとして読んでもらえると嬉しいですん。

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