「どうやったら、やまけんさんのプロデュースを受けられますか?」
という問い合わせを最近よくいただくようになりました。結論ぼくは今5人しかプロデュースを受けていなくて(2人が「天才をプロデュース」、3人が「スタートアップをプロデュース」)、当分は目の前の人たちに集中するため新規での依頼は受けていません。
でも常に、「おもしろい才能を持った人はいないかなー」とアンテナは張っているのも事実。なので、いざ新規で誰かを手掛けようってなったときに、「私はどうでしょう?」と手を挙げてもらえるようにするためにも、まずぼくがどういう考え方や方針でプロデュースをしているのかを書いておきます。
なので、ぼくのプロデュースに興味を持たれた方は、まずこちらを見て自分のスタンスや価値観と合うのかを確認してください。そして下記を読んだ上で、
「もし機会があるならプロデュースしてほしい」
と思われる場合は、ぼくの発信をウォッチして考え方を吸収し、まずはできる範囲で”セルフプロデュース”をしておいてください。天才性を存分に発揮して唯一無二のポジションを築き上げるためには、セルフプロデュースでは限界があるのは事実です。(どんなに一流のタレントも、裏にプロデューサーがいることを考えればわかると思います)
やまけんプロデュースの基本方針
でも、ぼくのプロデュースの考え方は、売上をあげることを中心においたコンサルタントとはまったく違います。
・とにかく才能を中心に”唯一無二のポジション”を作る。天才性を爆発させてブランドを作れば、売上はあとからついてくる。
・天才性を見つけて”神がかった必殺技”まで昇華させて使う
・”LIFE>BUSINESS”という考え方なので、求めるライフスタイルから働き方やビジネスモデルを設計する
・違和感やストレス感がない”しっくり感”があるサービスを作る
・集客のプロセスにおいてもその人の”スタイルを重視”する
・とにかく長続きできる持続可能な働き方を重視する
これらの考え方と方法論は、メルマガや各種SNSで発信していきますので、まずは自分で落とし込めることからやってみてください。ぼくは”ビジネスはクリエイティブで楽しいものだ”ってことを、体現することをモットーにしているので、ぼくのいろんな発信や企画に触れるだけでもセルフプロデュースに活かせるヒントはいくつも手に入れてもらえるはずです。
また、実際に新たなにプロデュースする人を募集するってなった場合は、直接声を書けるか、メルマガでオーディションの案内をします。とにかくぼくの世界観を一番体感できるのがメルマガなので、そういう意味も含めプロデュースに興味がある方はメルマガを登録して、毎回確実に読めるようにしておいてください。(募集するとしても応募が多数予想されるので、一度しか募集しないと思われるので)
「本当の売りもの」は何か?
プロデュースのときに一番大事なのは、他と被らないポジショング。これに尽きます。ポジショニングをつくるときに大事にしてるのは、
・そのポジションを取らないと困り続ける人がいるか?
・本人が飽きずに探求し続けられるもので、かつ本人の天才性が発揮できるようになっているか?
・真似したいと思う競合が出てきても、真似できない何か(=参入障壁)があるか?
これらのことです。
例えば、ぼくが「スタートアップのプロデュース」として担当している碇たみ子さんの「本当の売りもの」は、”世界観”です。起業家や情報発信をしていいたい個人や企業に対して、世界観の力を使って目立つプロモーション、世界観があるビジネスの構築について教えています。
このときに大事なのは、世界観という言葉を、コンセプトに使うだけだとすぐに真似されてしまいます。じゃあ、どうすればいいかって言うと、その人の発信からサービスまで、あらゆる顧客接点で「本当の売りもの」を直感的に感じられるようにすることです。
例えば、たみ子さんの場合は、お客さんが初めてたみ子さんの存在を知るLP(ランディングページ)の一つが下記のようなものです。
これはそのLPの一部ですが、「このページを見て、一目惚れしました!どうやったらサービスを受けることができますか?」というような問い合わせがくるぐらいなので、まさに”世界観によってサービスを提供する前からファン化”することに成功しています。
が、これで終わると、本当の売りものが何かを理解していないことになります。大事なのはあらゆる顧客接点において、”一貫性をもって”本当の売りものを展開していくこと。なので、例えばたみ子さんが実施ているあるプログラムの中で使う”テキスト”も、下記のような感じで、LPを初めて見たときの最初の印象から一貫した世界観で作り込まれています。
マネされても問題ない理由
さらに、たみ子さんの売りものである世界観を強化すべく、極端にまで文字情報を減らした下記のようなページをつくって、その上でも反応がとれるかテスト。常に自分の「本当の売りもの」を磨き上げていく取り組みを続けています。
これらの取り組みは、自分の独自のポジションに年月をかけて”万里の長城のような城”を地道に築き上げるようなものです。
じゃあ、他の人がマネしようと思ったらどうなるか?結論は、まったく問題ないです。理由はそもそもぼくがプロデュースを担当する人は、遅かれ早かれ目立って注目されていくので、マネされることが前提です。
例えば、たみ子さんの場合でいうと外側のビジュアルはマネできます。外から見ると、デザインに力を入れてかっこ良く見せることでしょ?と思うので、競合が現れてマネしてもその表面の部分しかマネできないからです。
じゃあ、マネできないところはどこかというと、外からは見えない内側の部分。具体的に言うと、その人の「スタンス」と「天才性」です。ぼくはその人の才能を見抜き、それをぼくの表現でいう”天才性=必殺技”に昇華させるのが一番得意なので、ここはマネしようと思ってもマネできません。具体的に何かは書きませんが、たみ子さんにもマネしようと思っても他の人がマネできない天才性があります。
だから、
・ライバルがマネしたくない独自のスタンス
・ライバルがマネできない天才性
を土台にして独自のポジショニングを取る
ことによって、競合が増えてもひっくり返されない”強いブランド”になることができます。
”LIFE>BUSINESS”を徹底するために
もう一つ、プロデューサーとしてぼくが一番大事にしていることは、プロデュースしているタレント本人自身が、いつも幸せでいられることです。
そのためには、自分が大事にしたいライフスタイルを明確にし、そのゴールから働き方やビジネスモデルを設計すること。またストレスを可能な限り減らすために、弱みややりたくないことをやらなくてよくすることです。
ぼくはこれまで、膝と膝をつきあわせて、1000人以上の起業家に向き合い、3ヶ月で売上を伸ばすコンサルティングを数年前までやってきましたが、その経験を通して思うようになったことがあります。
それは、
・違和感がある集客方法やサービスは続かない
・飽きからは逃げられないので、飽きても大丈夫な仕組みをつくる
・家事や育児とビジネスを両立する人は仕組み化や自動化の有効活用が必須
・追われずに売上があがる状態を作らないと幸せ度は上がらない
といったことです。
具体的に、碇たみ子さんの例でいうと、プロデュースを担当したときから、発達障害の息子さんの育児がライフスタイルの中心なので、”働けるのは1日4時間、週3日”という制約条件がありました。
そこに対して、ぼくがどういう方針でプロデュースを進め、それによってどんな変化があったのかを、実際ご本人に声を聞いてみたのが下記です。
■やまけんさんのプロデュースを受けて良かったこと
私の性質や条件、価値基準に合わせて最適な方向に導いてくださることです。私には発達障害の息子がいて、複数の療育機関に通わせていたので、週に3日しかまともに働けない状態でした。そういった稼働条件や、家族の精神的な安定を優先したい私の願望に合わせて、ビジネスモデルの提案をしてくださったことがとても有り難かったです。限られた時間であることと私の強みであるコンテンツのビジュアルの特性が、ご提案いただいた広告運用にハマり、CPA300円台でリストが集まり続けたのにはびっくりしました。おかげで、前の年に比べると半分以下の稼働時間で年商は3倍以上になりました。
そして何より良かったことは、時間的精神的な余裕が生まれたことで夫との不仲が解消できたことです。やまけんさんから常に、やらなくていいことを削減し強みに集中することを言われてきたので、それまで抵抗のあった家事代行を取り入れたり仲間や夫に頼ることを始めました。私が無理なく楽しんで毎日が過ごせるようになったので、家庭が明るくなり、今とても幸せです。
■ もし自分一人でやっていたり他の人のコンサル受けてたら
がむしゃらに頑張り背負い過ぎて、家庭は崩壊していたと思います。他のコンサルさんでも売り上げが上がる方法は提案されたと思いますが、弱みをこんなに重視してくれないのではないかと思います。やまけんさんは強みと同じくらい弱みにも注目してくださるので、苦手なことを見極めてやらせないんです。私の場合は「急いだり焦ること、自分じゃなくてもいいことがやれないことが弱み」と言われましたが、それを悪いとかジャッジすることなく、別の方法論を考えてくださるので、本当に無理のない仕事ができています。■ プロデュースを受けるまでに抱えていた悩みやストレス
プロデュースを受ける前、私は離婚するために自立できるくらい稼がないといけないと思い込んでいました。そのために沢山時間を割いてたくさん稼ぐ覚悟でしたが、やまけんさんに「たみ子さんは頑張り過ぎるところを改善することが大事」と何度も言われたんです。それは「強みでないことを人に任せる」以外にも「最低限必要なお金を稼げたらあとは人生を楽しむ」意味でもあったのだと思います。それまでは時間がある限り稼げるだけ稼ぐと考えていたけど、今では最低限がクリアできればあとは外注し、ゆったりとした毎日を過ごせるようになりました。お金の豊かな使い方ができるようになり、今を楽しむことの意味を教えて頂いたと感謝しています。
なぜコンサルタントからプロデューサーに変わったのか?
こちらの自己紹介で詳しく書いてますが、独立してからのぼくのキャリアは、”崖っぷちに立たされた個人サロンの立て直し”からスタートしました。「このままだと来月店を閉じないといけない」というエステティシャンさんが、ぼくの経営コンサルの1人目のお客さんになったので、絶対に成功させないといけないと責任感から関わった結果、なんとか4ヶ月で売上12倍にできた実績からコンサルティング業をスタートしました。
なので、ある意味「崖っぷち専門」みたいな役割が求められることもあり、必然的に関わる期間は短くなりました。その延長線上で「3ヶ月で参加者の9割があ売上アップに成功する経営塾」というコンセプトでプログラムを作り、全国から通ってくれた1000名の塾生さんに通っていただきました。
目の前のお客さん(=塾生さん)は売上があがり、「人生が変わりました」と何度言ってもらったか分からないぐらい多くの感謝の声をおかげさまでいただきましたが、いつからか”短期での関わり””多くの人に関わること”の限界を感じるようになっていきました。その期間だと、どうしても密度が薄くなってしまうので、ぼくたちが売上アップに貢献した人の「商品力」や「人間力」みたいなところまで踏み込みきれないからです。
その結果、
「この人が世に広まったら、幸せになる人が増えると確信をもてる人と、長期で関われる働き方に変えたい」
と思い、短期で売上アップさせるコンサルタントから、長期で天才性を発揮させるプロデューサーへと職業(観)を変えることになりました。
プロデュースする人の基準
なので、ぶっちゃけプロデュースする人は、相当厳選しています(笑)。プロジェクト型で短期で関わることは滅多にないので、その人とずっと付き合っていくことになるわけですから。
ぼくがプロデュースする人は、
・人として信頼できる人間性がある(これが一番大事!)
・自分でできる努力は当然のようにする人
・(その上で)独自のポジションが取れそう、またはすごいって思える天才性を持っているとぼくが感じた人
です。売上の規模や、今の能力はそんなに気にしていません。
ここまで長文を読んでいただいた上で、ぼくのプロデュースにまだ興味があるって人は、まずは無料や低額で取れる情報をメルマガ、youtube、note、voicy、twitterなどから吸収して実践してください。
セルフプロデュースでは限界がありますが、得たい結果に対して努力できずに待っているだけ人が、チャンスを手にできることはありません。いろんなメディアの中でもっとも力を入れているのは、なんといってもメルマガです。メルマガはぼくが一番自由に遊んでる場所なので、すぐ使えるノウハウとかは書いてないですが、変なことばっかり書いてる分、ぼくの世界観をより深く理解してもらえると思います。
メルマガのバックナンバーのいくつかはこちらから見れます。
https://note.com/yamaken_edu/n/nad3c66d4092d
あとは、『BAR やまけん』というメルマガだけでオープンの案内をして、不定期開催する企画ですかね(笑)これも謎企画で我ながらすごくおもしろいと思ってます。
ということで、プロデュースに興味にまだ興味を持たれている方は、どこかのタイミングでご縁があってお話できることを楽しみにしてます。
ぼくがプロデュースしているビジネスタレントについて
やまけん(山田研太)が秘密の話を書く場所です。
恥ずかしい話、最近考えていること、賛否両論出て炎上するかもでSNSでは書くのをためらうこととかです。すごいおもしろい自信があるので、ぜひ一度読んでみてください!おもんなかったら、即解除してくださいw